料理苦手が「作らないため」の工夫(たまに絵日記)

料理苦手主婦が毎日料理をほぼ作らなくて済むように作りおき、冷凍保存などに挑戦した模様を記録。

「毎日のごはんはこれでいい」を読んで

料理上手でないと、自分を責めるのはもうやめよう。

「料理ができない」と思い悩むすべての人のために

 

毎日のごはんは、これでいい

 

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というコピーにズキューーン。

女ならば料理ができて当たり前、料理上手こそがモテ女の条件のような空気、しんどくないですか?

もちろん料理上手にこしたことはないですけど、女性ならみんながみんな料理が上手ってわけでない。

なんか料理苦手ってことは肩身が狭い気がしていました。

 でももうこの際「料理作るの苦手よ、私」と認めてしまおう。そして「一から自分の料理力と向き合って出直そう。」そう思えた本でした。

 

 

毎日のごはん作りの憂鬱を払拭するために自分で自分をしばり上げていた「料理、まぁまぁできるのよ」オーラは捨てました。(もともと醸し出してなかったかもしれませんが。)

私が楽しいごはん作りを基礎からやり直したいと思ったきっかけとなったこの本の紹介をしますね。

 

この 毎日のごはんは、これでいい  という本の内容は、

 

現在活躍中の料理家7人が自宅でどのようにして毎日のごはんをつくっているかのコツや料理の考え方が綴られています。レシピも少しありますが料理写真はなくやさしいゆるりとしたイラストで紹介されているだけなのでレシピ本というわけではありません。

 

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こんな感じです↑

 

あらゆるレパートリーを繰り広げて華々しいレシピを紹介しているプロの料理家のおうちごはんはどんなだろう〜?料理の考え方は?など。

ご紹介されているのは下記の7人の料理家さんたちです。

 

  1. 藤井恵さん
  2. 重信初江さん
  3. 飛田和緒さん
  4. 牛尾理恵さん
  5. 浜内千波さん
  6. 牧野直子さん
  7. 金丸絵里加さん

 

 

その中で特に印象に残った言葉を抜粋し紹介します。(私の備忘録かねて)

 

藤井恵さんの料理の言葉

  • ほんとうに時間がないと「作りおき」さえできない。毎日「鍋」だった。
  • 常備菜は作らない、毎日同じおかずは家族がいやがるから。作るなら野菜の下ゆでをストックするのがおすすめ。
  • 子育て中のママは毎日キャンプ料理でいい。

 

仕事で料理を作り疲れて、帰りも遅くなったり、休日も子育てや学校の行事などでくたくた。家では冬も夏もほぼ「鍋」ばかりという時期もあったという藤井恵さん。

 

「よかった〜。うちと一緒だ!」とそれを読んでホッとしのもつかの間、ただの「鍋料理」ではないんですよね。そこはプロの料理家さんなのでコツをおさえています。そのコツとは・・・。

 

毎日鍋でも家族に不満がでないコツ 
  • だしはゆずれない。(昆布とカツオのだし)
    だしはかならず「昆布とかつお」でとる。きちんととっただしは必ずおいしいから。

 

  • みそ、塩、しょうゆの3つのローテーション
    味に飽きさせないためにこの3つの味を回し、時にはにんにくと赤唐辛子をいれるなどしてちょっとしたアレンジを加える。

 

また毎日のお弁当つくりのコツも。

 

何も考えずにつくれるお弁当ワザ
  • 自分なりのルールやシステムを考えてパターン化する。

    例えば朝ごはんは「ごはんと味噌汁」か、「パンとスープ」で、今朝がごはんだったらその日のお弁当はパン。朝パンの日だったらお昼はごはん。


  • お弁当のおかずは3品まで。
    ゆで野菜+卵料理+肉か魚の3点セットと決める。

 

作り順 例)

一つのフライパンで最初にお湯を沸かしてブロッコリーをゆで、そのあと卵焼き、一番汚しやすい肉、魚料理は一番あと。という風にすれば余計な洗い物もなしで、手順をあれこれ考えなくて済む。

 

 

いまでは家族の生活スタイルがそれぞれ変化し、朝ごはん中心の食事になっているそうです。その場合でもしっかりとした軸があります。

 

「野菜、海藻、発酵食品」を毎日摂ること1日1回朝食で摂ること。
ワンパターンでいいから簡単に食べられる体にいい食材を積極的に摂ることが大切。

 

料理苦手な人に向けてこういうアドバイスも。 

料理苦手さん向けアドバイス

味付けはいい加減でいいい。

毎日同じ味でなくてもいいんじゃないか、同じ料理を作ってもその日によって今日は薄いとか濃いとかによってお母さんの気持ちが伝わるというか、家族のコミニュケーションをとれるのも素敵なことです。 

料理に全く自信がない人が味付けを上手になる二つのコツ
  • 料理本などのレシピどおりに作ってみること。

    こうしたらこうなるという自分の中の基準がないためやみくもに味付けしがち。正しい味つけを参考レシピを真似て知識をつけて実際に作ってみる。

  • 調味料をどのくらいいれたら美味しいのかの感覚を鍛える。

    それには計量スプーンやキッチンスケールなどで重さを量りながら作る。いままでのなんとなくでない正確な量の感覚がわかるのでいいトレーニングになる。

    いちいちキッチンツールで量るのがめんどうだと思う人はいつも同じ道具をつかうといい。「この鍋にひたひたになるくらいの出汁をはって、このお玉の半分量におしょうゆを」など、使う道具を同じにすることで容量がわかります。

  •  難しいことはしないでシンプルでいい。簡単なものからトライ。

    白菜を切ってフライパンに敷いて豚バラ並べて蓋をして蒸す、素材だけでいい出汁がでる。市販のポン酢をかけて食べれば美味しい料理の出来上がり。そんなシンプルな考え方で大丈夫!

 

ついつい、料理というと何品作らなきゃとか、色は何色揃えないと栄養価が、など難しく複雑に考えがち。でももっとシンプルでいいんですよね。あとは食材の力がなんとかしてくれる。

重信初江さん の料理の言葉

 主に一人暮らしの人向けの料理をラクにするコツです。

 

  • 仕事で疲れて帰ってきたらすぐに食べられるものが欲しい。作りおきはゆるい作りおきに。ポリ袋で漬ける「浅漬け」がおすすめ。

  • 冷凍ごはん、キムチ、鯖の水煮缶(またはツナ缶)は必ず常備。

  • だしは一人暮らしでは使い切れないし、だしがらを捨てるのも罪悪感があるので「粉だし」がおすすめ。

  • ナンプラーがしょうゆやめんつゆ代わりに便利。

 

 

ナンプラーといえばエスニック料理しか使わないから縁がないと思っていた私。実はこの本の中では他にもおすすめしている料理家さんが多く、意外でした。

ナンプラーは「魚醤」だから魚エキスとうまみがあり、めんつゆ代わりに超便利でおいしいそうです。

例えば冷蔵庫に余ったキャベツなどの葉物野菜を、ナンプラーに水を入れてみりんか砂糖で甘味を加えた煮汁でさっと煮るだけ、みたいに。

 

一人暮らしこそ、ちょっと高めのお気に入りの調味料や馴染みのない食材をお試ししてモチベーションをあげるといいということ。なるほど〜ちょっと挑戦してみたいスーパーフードや調味料で失敗しても家族からの苦情はないのでいい案ですね!

おすすめはナンプラー、アガベシロップ、ココナッツオイル、キヌアなど

 

 

 

 

 

飛田和緒さんの料理の言葉

  • 同じ料理を繰り返し作る。飽きたら「ひとつ省いてひとつ足す」
  • ちょっと多めに下ごしらえ、ちょっと多めにの作りおきは貯金感覚。
  • レパートリーは5品あれば十分。
  • 塩・しょうゆ・みその基本調味料に好きなものをプラス。

 いろいろ作ろうと思わなくてもいい、5つくらいを繰り返し作りながら少しずつマイナーチェンジしていくと放っておいても料理はどんどん変わっていく。

 

 

ということで、レパートリーの少ない私は少し気がラクになったのですが、マイナーチェンジとかがよくわからないんですよね。味をたすとか引くとか。う〜〜ん。

飛田さんの場合は塩・しょうゆ・みそを基本にオイスターソースやナンプラーなどを使うそうです。オイスターソースは中華味やコクをだすのにいいし、ナンプラーはだしになり、うまみが増すので煮物、炒め物。ドレッシングなんでも使われるそうです。

ナンプラー使いたくなってきました。

 

浜内千波さんの料理の言葉

 一番深く突き刺さったのがこちらのお話です。

 

  • 料理をメニューから考えるととても大変。
  • 料理とは「材料+調理法+調味料」の組みわせ。ただそれだけ。
  • 自分には何が作れるのか本気で向き合ってみよう
  • SNSのために料理を作るのではない。自分や家族がおいしいという料理が100点満点の料理。
  • スマホの検索レシピに頼らず、見ないで作れるものまで一度戻る。
  • 人がおいしいと思う塩分濃度は約1%。塩分量が味のすべての基本。量って作るということを何度かやってみて、自分で味のボーダラインを決めよう。

 

料理はスマホで検索すれば何万通りのレシピがでますよね、浜内さんが言うには電話番号をスマホが覚えていると自分は覚えなくなっちゃうのと同じ様に料理も考えなくなってしまう。

なんでここに塩をいれるのとか、どうしてこうするのかがわかっていないまま作るのでやっていること同士がつながらず、いつまでたっても「料理力」がつかない。あるもので適当に作ることができることが料理力には必要。

 

すごく納得です。確かにレシピにはこう書いてるけどなんでなんだろうと思いながらもとにかく目の前の夕ご飯を作り上げなきゃならない。

また作ろうと思った時、いろんなやり方があって、結局どれが正しくてどれが美味しいのかわからなくなってめんどくさくなっちゃう。この繰り返し。

 

それを解決するには、

  • どうしてこうするのかという基礎を知ること。

    なぜこのタイミングでフタをするのか、なぜ先に肉を炒めるのか、塩はここで入れるのはなぜ?など料理に向き合うといいそうです。


  •  見ないで作れるものまで戻る。

    作れるようで作れない。スマホを見て作れるのも確かに一つのやり方だけど本気で料理を上手くなりたいと思うなら自分は本当に何ができるのかを見つめ直してみるといい。

    スマホを見ないと料理を作れないっていうのは、本当の意味での自分の味、やり方がみつかりにくいのかも。まずはスマホを見ないで作れるものから始めてみましょう。

ドキッ!!ほんとうにその通り。手軽にスマホで検索して料理を作っても、次回はすっかり忘れていてまた検索し直す。結構検索疲れもしますし、何も見ないで作れたらどんなにラクだろうかと思っていました。そして味のバリエーションのヒント程度に活用するというところまでいきたい!

まずは自分はどの技法(調理法)ができるか。

炒め物しかできないのなら毎日炒め物でもいい。具材を変えるだけで味も見栄えも違ってきます。

 

あとがき

 

一人一人の料理家さんから目からウロコのお話がぼろぼろでてきました。それぞれ7人7様の料理作りの気持ちや、ラクにするコツに関心することしきり。毎日の料理を猛反省です。

 

主婦歴はいっぱしに長いけれど毎日のご飯作りはなんとか乗り切らなければという切迫感のみで作っていた気がします。

 

ただ、プロの料理家の方でも仕事から疲れて帰ってきてから作る料理は大変なんだと知って少し共感を覚えました。が、そこはプロ、手は抜いても「ダシは必ずとる」などの勘所は押さえているのがさすがです。ただただ手抜きでなく要所をおさえれば料理は楽しくラクになれるという気になりました。

全部が紹介しきれないのが残念ですが、いつも活躍されている料理家さんたちのプライベートな舞台裏とともに料理への思いを知れてよかったです♪

 

 

 

毎日のごはんは、これでいい

毎日のごはんは、これでいい